こんにちは!佐藤(@t_sato0910)です。
イスラエルのエルサレムに旅行に来た人は、せっかくなので隣国ヨルダンのアンマンまで行くべきです。
そこからあの有名なペトラ遺跡にも行けます。
エルサレムからアンマンに行く場合、最短でのルートはキング・フセイン橋(アレンビー橋)経由をした出国となります。
この橋を経由して行く場合、ビザを発行しなければいけないケースもあるため、以下の記事を参考に、ビザの発行が必要な方は事前に発行しておいてください。
今回も僕自身の経験をもとに、国境通過までの道のりを記事にしたいと思います。
ステップ①:エルサレム旧市街エリアからキング・フセイン橋(アレンビー橋)まで
乗合タクシーを利用
ここは、必ず乗合タクシーを利用してください。
ここで乗車前にチケットを購入し、人数が揃い次第出発となります。
金額は47NIS(約1,500円)です。この乗合タクシーだと約40分程で到着します。
絶対にこの乗合タクシーを使うべき理由
僕もこの行き方は事前に調べて知っていたのですが、宿のスタッフからバスを使った方が安いとアドバイスをもらい、ゲートまではバスで行きました。
ただし、ゲートから手続き場まで行くにはタクシーを乗るしか手段がなく、結果的に運転手の言い値でかなり損をしました。
数人でいけば話は違うかもしれませんが、旧市街から乗合タクシーを使った方が便利で安いと思うので、乗合タクシーで向かうおことをオススメします。
ステップ②:キング・フセイン橋(アレンビー橋)国境にて
荷物の回収
ここで、まずパスポートをチェックされ、荷物を回収されます。
写真を撮ろうとしたら控えるよう注意されました。
出国税の支払い
荷物を回収されると出国税を支払うよう指示があるので、支払い場まで向かいます。
金額は182NIS(5,400円)です。かなり高いですが、時間と効率を買うと思って我慢します。
クレジットカードも使えます。
ステップ③:キング・フセイン橋(アレンビー橋)からバスでヨルダン側へ
パスポートの回収
バスに乗車するとパスポートを回収されます。
この回収されたパスポートは、バスを降りる前後で返却されます。バス代は2.4JD(約380円)です。
バスは先にヨルダン人が降ろされ、外国人は待つように指示されます。
その後パスポートと照らし合わされながら、人数と出国者が合致しているかをチェックされているような感じでした。
ステップ④:国境通過〜アンマンのダウンタウンへ
荷物の回収と入国審査
バスから降ろされれ荷物を回収し、アライバルの窓口でパスポートを提示します。特に質問などはされませんでした。
アンマンのダウンタウンへ
ATMがあったのでキャッシングをして、ダウンタウンへ向かいます。
出口を出るとタクシーのキャッチが大量にいますが、全員無視してバスを目指します。
ポリスに聞くと丁寧に教えてくれます。バスを発見し運転手に金額を支払い乗り込みました。
バスはかなりボロかったです。金額は忘れてしまいましたが、タクシーで行くよりはだいぶ安かったです。
ただし、バスは汚く宿の目の前まで行くわけではないので、ケチらずにタクシーを値切って使うのもありだったなと若干後悔しました。
数人で行く場合はタクシーでダウンタウンに向かう方がコスパがいいかもしれません。ダウンタウンまでは1時間ぐらいでした。
まとめ:エルサレムからアンマンへの所要時間と費用
非公式な国境を通過するため、事前にビザが必要で手間がかかったり、破格の出国税を取られるのは痛いですが、特に意地悪な質問をされるようなことはありません。
すんなりと通過することができました。
エルサレムからアンマンまでの費用
出国自体にかかる費用はざっくりと以下のような感じです。
項目 | 金額 |
①エルサレムからの乗合タクシー | 47NIS |
②出国税の支払い | 182NIS |
③国境通過のバス代 | 2.4JD |
合計 | 約 7,250円 |
NIS=30円、JD=160円で計算
この金額にヨルダンの国境からアンマンのダウンタウンへの交通費をプラスすると、総費用になります。
エルサレムからアンマンまでの所要時間
僕の場合、朝の8時ごろエルサレムを出発し、アンマンの宿に到着したのは14時過ぎでした。
半日はかかると思った方がいいです。
また、国境の開いている時間も不透明なため、極力朝イチから行動することをオススメします。
時間とお金が必要だが簡単
未知の世界のため結構構えて行きましたが、特に難しいことはありませんでした。
個人的に気をつけた方がいいと思うのは、
- 事前にヨルダンビザを発行すること
- エルサレムから国境へ向かう場合は、必ず乗合タクシーを利用すること、
の2点だけかなと思います。
ヨルダンのペトラ遺跡は、見応えたっぷりの世界遺産です。
入場料は破格ですが、是非イスラエル旅行とセットで行ってみてください。
未知の国ですが見所も多く、人も優しかったです。
情報量が少なくて不安な方は、地球の歩き方を参考に、ヨルダン行きを検討してみてください。
旅行本も取り扱いが少なく、多分地球の歩き方が一番情報量が多いです。
最後に、イスラエル入国時にもらう青っぽいアライバルビザ?みたいなものがあるかと思います。
こちら、再度イスラエルに入国した時に見せるよう指示がありました。
同じルートでイスラエルに戻る予定のある方は、絶対になくさないように注意してください。
以上、エルサレムからアンマンへ向かう際の国境の超え方でした!!