こんにちは!イギリス生活中の佐藤(@t_sato0910)です。
先日、凡ミスによりBRPカードを再発行手続きする羽目となり、いろいろありましたが、約1ヶ月強で再発行することができました。
BRPカードを紛失してこの記事を見ている方は、今絶望感でいっぱいだと思います。実際に僕がそうでした(笑)
ただし、安心してください。
多少煩しくてお金もかかりますが、実際に僕がBRPを再発行した手順を、本記事内で詳しく解説していきます。
本記事の内容
- BRPカードの再発行方法・手順
- BRPカード再発行までにやること
- BRPカード再発行にかかる費用と時間
というわけで、僕の再発行した経緯も説明しつつ、対処方法を書いていきたいと思います。
なぜBRPカードを再発行したか
ジムで財布を盗まれたと勘違いした
僕は財布を盗まれたと勘違いして、焦りすぎてその日のうちに、BRPカード再発行手続きに必要なタスクを済ませました。
がしかし、実際には翌日にBRPカードは見つかっています(笑)
なんと翌日、更衣室のロッカーの中に財布があり、届けがあったとジムから連絡を受けました。
すぐに取りに行き中身を確認したところ、何も取られておらず、イギリス人の民度の高さにただただ感心。
当時の財布の中身は、僕は現金や余計なカードはほぼ持ち歩かないため、クレジットカード1枚とBRPカードのみが入っている状況でした。
クレジットカードをすぐに止めるのは賢明な判断だったと思いますが、BRPカードの紛失はさすがに焦りすぎて、爆速で再発行手続きを進めてしまったのが大きなミスだったのです。
BRPカード発行の際にやるべきタスク
既にBRPカード再発行手続きを済ませた僕は、見つかったところでもう後戻りはできないため、泣く泣く手続きを進めます。
以下、実際に僕がこなしたタスクです。
- GOV.UKにBRPカード紛失を報告
- そのままオンラインで手続き
- アポと必要書類のアップロード
逆に他のブログ等で必要と書かれていたものの、僕が再発行までに必要のなかったタスクは以下です。
- 警察へ届け出の提出
- リファレンスナンバーの取得
- 必要書類の送付
- BRPカードの当日受け取り
おそらく新システムに移行されたため、従来のシステムで必要だった一部のタスクがなくなっています。
それではそれぞれの内容について見ていきたいと思います。
BRPカード再発行手続き
GOV.UK にBRPカードの紛失を報告
まずはGOV.UKにBRPカードの紛失を報告をしなければいけません。
イギリス国内にいる方は、上記リンク中段のreport it and order a replacement online.から手続きを進めてください。
少し触れていますが、ここで紛失の報告をしてしまうと、もしBRPカードが見つかったとしても、そのBRPカードは利用することができません。
もう絶対に見つからないと判断してから、紛失報告をしてください。
そのままオンラインで再発行手続き
紛失報告からの流れで、再発行手続きに進みます。
で、この手続きがYMSビザの申請を日本でした時と同じような作業で結構面倒です。
内容は「犯罪組織に関与していないか」「過去に犯罪歴はないか」みたいな ビザ申請時に書かされる内容でした。
途中で保存できるので、英語が苦手な人は翻訳サイトを駆使してください。
ベタ付けでなんとなく内容がわかるので、質問は理解できると思います。
再発行手数料の支払い
長い質問に答え続け、最後に手数料の支払いです。
スタンダードなものだと£56でしたが、プラス£20なら飲み会一回分だなと思ったので、僕は£75.20を支払って発行期間を短縮させました。
アポと必要書類のアップロード
無事手数料の支払いが成功すると、続いて書類の提出・指紋採取などのために、オンライン上からアポを取らなくてはいけません。
上の写真の Book appointment から予約ができます。初回にアカウント作成の必要があります。
ロンドンの場合、以下の写真の場所で手続きができるようなのですが、直近の予約は別途予約手数料が発生する場合がほとんどなので気をつけてください。
僕は急いでいなかったため、無料で取り扱ってもらえる2週間後の時間帯にアポを入れました。
アポを取った後は、必要書類をオンライン上にアップロードする必要があります。
BRPの再発行の場合は、住所証明の書類のアップロードと提出が必要です。
と思った方も安心してください。以下に誰でも住所証明が簡単に発行できる方法をまとめています。
monzoのBank Statement でいけます。PDFファイルもアプリから落とせるので大変便利です。誰でも無料で利用でき、3日で作成できるのでオススメです。
以下のリンクからすぐに作成できますので、よろしければこちらから作成してみてください。
書類の提出とバイオメトリックスの手続き
2週間後、必要書類の提出とバイオメトリックスの登録のために、指定した場所に向かいます。
当日必要な書類は以下のものです。1つでも忘れると出直しなので注意してください。
- パスポート
- 予約票
- consent form
- 住所証明書類
印刷が必要です。僕は学校のプリンターを使いましたが、職場や学校で使えない方はRymanのプリントサービスなんかが便利です。
consent form は再発行申請をしたページからダウンロードでき、 Part 1 の記入のみで大丈夫です。
実際の手続きは、待ち時間含め1時間はしませんでした。
指示通りに機械で指紋と写真、パスポート情報を登録します。
その後スタッフの方に住所証明の書類を提出し、パソコンにいろいろな個人情報を打ち込む間、ひたすら待ちます。
新しいBRPカードは郵送で届くと伝えられ、この日は終了しました。
新BRPカードの到着
待つこと約3週間、新BRPカードが指定された住所に無事到着。
これでイギリスに合法的に滞在することが再び可能となりました。
まとめ:BRPカード無事再発行
BRPカード再発行までの期間と費用
以上、僕がBRPカードを再発行した手順です。
僕の取った方法だと、以下の期間と費用がかかります。
期間 | 1ヶ月強 |
---|---|
費用 | 約12,000円(手数料・印刷代・交通費) |
手数料はスタンダードのものを選べば安くできますが、僕はこれからいろいろと手続きを控えており早く再発行したので、お金を払って期間を短縮させました。
これよりも緊急で対応してもらえる方法もありますが、手数料が数100£で現実的ではなかったので、この方法がベストだったと思います。
BRPカードがなくて困ったこと
僕は紛失の翌週にスウェーデンへの旅行を控えておりました。
イギリス国外への外出にはBRPカードの携帯が必須で、イギリス帰国時にBRPカードがないと突っ込まれるという情報もあり、少しビビっていました。
しかし、ちょうど2019/5/21から日本人は自動化ゲート「eGate」を利用できるようになったため、入国審査官と接することがなくなりました。
そのため、BRPカードがないまま国外に行っても、何か突っ込まれることはありません。
ただし、3ヶ月以上放置すると£1,000(約15万)の罰金や強制送還される可能性があるとのことです。
バレないからといって甘えず、必ず再発行手続きを早急にしてください。
BRPカードは自宅で保管しましょう
最後になりますが、BRPカードは再発行が可能ということがわかりましたが、お金もかかり面倒な手続きが必要です。
極力家の外に持ち出すのは控えましょう。もう僕は懲りました(笑)
身分証明として必要な方もいるかもしれませんが、僕はイギリスの運転免許を入手できたので、今はこちらを使用しています。
記事を貼っておくので、ご興味があれば覗いてみてください!!