人生初プレミアリーグを観戦してきたイギリス在住の佐藤(@t_sato0910)です。
今回、運よくスタンフォードブリッジで開催されたプレミアリーグのチェルシー対バーンリー戦のチケットがもらえ、観戦することができました。
しかも直前で気付いたのですが、このチケットがシーズンチケットであったため、「Club Chelsea」の会員扱いとなり、いくつかある部屋のうちのひとつの「CHAMPIONS’S CLUB」というビュッフェが食べ放題のゾーンに入ることができました。
他の観戦記等でレビュー記事が見つからなかったので、日本を代表して僕が責任を持って記事にしたいと思います(笑)
CHAMPIONS’S CLUB
日本語の記事やサイトがなかったので、公式ホームページから探して見つけました。
A more traditional matchday experience with a lively atmosphere, the Champions’ Club is where you and your friends can enjoy a hot and cold buffet before heading to your padded seat near the 18 yard.
※公式HPより引用
まとめると、ピッチから16mほどのふかふかのシートに向かう前(試合前)に、素晴らしい雰囲気の中で友達とビュッフェを楽しむことができるみたいなことが書かれています。
チケットホルダーの特権
このシーズンチケットを購入すると、以下の特典があります。
プレミアリーグホーム19試合観戦可能 |
FA杯・リーグ杯観戦可能 |
CL/EL観戦可能 |
西側スタンドの真ん中かつピッチから16mの座席を確保 |
カジュアルな4つのコースのビュッフェが楽しめる |
コーヒーとティーは飲み放題 |
軽食は試合中も取れる |
マッチプログラムが配布され、グループは連番を約束 |
賭け事もできる?(すみません曖昧です) |
専用スマホアプリ |
ホームの公式戦が全て良い席で観戦でき、試合前はビュッフェが楽しめる非常に魅力的なチケットです。チェルシーがカップ戦で勝てば勝つほど、ホルダーは元を取れる仕組みになってます。
気になる費用は
肝心な費用ですが、公式HPによると£3,815ということで、約570,000円ほどです。
と、僕と同じ感想を持った人も多いと思います。
ちなみに2018-19シーズンのチェルシーのホーム公式戦が32試合(リーグ19、EL7、リーグ杯3、FA杯3)なので、全て観戦したとすると、1試合換算で約17,800円ほどです。
全ての試合を観戦するのは難しいですし、ビュッフェがあるとしてもなかなか高額なチケットとなっております。
実際に行ってみた
ここからは潜入結果をレポートします。
スタンフォードブリッジまでの行き方
まず念のため書いておきますが、スタンフォードブリッチは交通の便が非常にいいので、ロンドン中心地からのアクセスも容易です。
詳しくは日本語の公式HPにも記載されています。
地下鉄の路線図を載せておくので、位置関係をなんとなく把握すれば、最寄り駅にはサポーターもたくさんいるので誰でも行けます。左下の青色で囲っている、District線 の Fulham Broadway駅です。
スタジアム到着〜CHAMPION’S CLUBに潜入まで
ここからは写真中心でお伝えします。
この日は地下鉄の最寄り駅が改修で使えなかったので、ウィンブルドンからバスで向かいました。バス停も徒歩3分のところに停まります。
スタジアムが見えてくるとやはりテンションが上がります。
ビュッフェいただきます
ゲート9を目指し入ろうとすると、セキュリティの方から飯はいらないのかと聞かれ、ここで初めてビュッフェ込みということを知りました。当然いります。
ゲートから歩くこと20秒で入り口を発見します。入り口では小綺麗なお姉さんが迎えてくれます。
ビュッフェは写真じゃ伝わりにくいかもしれませんが、種類も多く味も美味しかったです。さすが超一流クラブといったところ。普通に満足できます。
飲み物は一番安いビールで£5ぐらいです。写真のがそれです。イギリスは泡なしで並々まで入れてくれます。
ハーフタイムにはスタジアムとの通路が一時的に解放され、お菓子や飲み物を取りながら休憩できます。
肝心の試合
ビュッフェで大満足して忘れるところでしたが、メインは試合観戦。食べ物をかきこんでスタンドに向かいます。
試合開始前
練習風景です。ピッチとスタンドが近くて迫力があります。試合ももちろんですが、実はアップのパス回しやシュート練習を見るのも、選手一人一人の所作が観れるため、なかなか楽しいです。
試合開始〜バーンリーの執念〜
そうこうしてるうちに試合が始まりました。
実はこの時点でトップ4を争うアーセナル・トッテナム・マンUが揃って負けていたため、チェルシーにとってはホームで格下相手に絶対落とせない一戦です。
一方のバーンリーも残留争い佳境を迎えており、是が非でも勝ち点が欲しいところ。
試合は開始25分までに4点が入りましたが、後半はバーンリーが明らかに引き分け狙いのサッカーとなり、露骨な時間稼ぎも挟みます。チェルシーはアザールのドリブル以外活路を見出せず、決定機をなかなか作り出せません。
バーンリーは後半途中から守備一辺倒。11人全員がペナ内にいます。これ、セットプレーの流れではありません。普通に流れの中で全員が最後尾まで戻っています(笑)
こうして後半は決定的チャンスを作れず、チェルシーにとっては痛恨のドロー。バーンリーは選手とサポーターが歓喜にわき、対照的な両チームの姿がとても印象的でした。
まとめ
スタンフォードブリッジの年間シートでの観戦は貴重な経験
年間シートを買うことは多分一生ないですし、非常に貴重な経験でした。ビュッフェも美味しかったです。現地のファンからしたら、食事付きで毎試合いい席で確実にスタンドから試合を観れるなら、コスパは悪くないのかなとも思いました。ここ以外にも部屋の種類はいくつかあり、価格や特典もいろいろあるようです。
イギリス生活中にプレミアリーグはたくさん観たいので、また違う席・相手の時に観に行きます。トッテナムやアーセナルの試合も観れるのがロンドンのいいところです。
スタジアム周辺での注意点
アジア人がスタンドの周りを歩いていると、チケット買わないかとダフ屋に声をかけられます。試しにいくらか聞くと£200から大体スタートして、無理といったら頑張れば£100ぐらいまでは下げてくれます。
僕は買う気がなかったの茶化しただけですが、現地に行かれる方は気をつけてください。しつこく付いてくる人も中にはいます。また、警察もたくさんいるので、自己責任の範疇でダフ屋とは会話してください。
以上、チェルシー戦のシーズンシート情報でした!!