こんにちは!佐藤(@t_sato0910)です。
今回の記事ではタイトルの通り、大手証券会社がブラック企業すぎて、びっくりした話を記事にまとめて行きたいと思います。
今から書く話は、全て大学時代の同期から聞いた実話です。
大手証券会社とは、皆さんも大体予想がつくと思いますが、あの大手証券会社です。
本記事が就職活動中の学生や、転職を考えている会社員の方などへ、ご参考になれば幸いです。
証券会社のブラックすぎると思ったところ

以下、個人的にやばいと思ったところをピックアップしていきます。
ちなみに僕の同期は、いじめられたすぎたせいで、感覚が麻痺しておりました(笑)
入寮初日にジェルとクシが渡される
まず入寮初日にジェルとクシが渡され、先輩方から頼んでもいない手厚いオールバック講習がスタートします。
「この髪質はオールバックに向いてる!」とか、「水と馴染ませて使うとテカりが増す!」
など、ジェルの好き嫌いは関係なく強制的に決められ、髪型の選択の自由が奪われます。
部屋の鍵は閉めてはいけない
寮は基本的に個室だそうですが、部屋の鍵は絶対に閉めてはいけないと叩き込まれるようです。
理由は、酔っ払って勢いよく部屋に入ってきた先輩方が、手首を痛める可能性があるからとのこと。
最初は僕の友人も、冗談でおもしろおかしく言っているだけかと思ったそうです。
しかし、実際に夜中の2時ぐらいに、よく酔っぱらった先輩方が突撃してきたとのこと(笑)
ちなみに、鍵をかけたのがバレると、勝手に扉を外され、実際に暖簾の方もちらほらいたようです(笑)
ストレスで身体に異変が起きる
同期の中にはストレスが爆発し、10円ハゲができまくったり、難聴になる人なんかはザラにいたようです。
入社研修早々で離脱する新入社員の光景は、もはや当たり前。
1年立った頃にはかなりの同期がいなくなっているそうです。
新人教育制度という闇に包まれた制度
新入社員から1年間は、先輩社員にインストラクターとして1年間しごかれるようです。
公使共々でお世話になるため、このインストラクターの当たり外れによって、その後の生活が左右されます。
ちなみに僕の友人は、インストラクターが出世街道まっしぐらの超エリートだったため、それそれはキツかったとのこと。
同期の中には、退職させないように車や時計などを、無理やり買わされていた人も多くいたようです。
トップセールスは総じてヤクザ
フロアに机を叩く大きな音や、怒鳴り声が響き渡ることは日常茶飯事。
机を叩きすぎて手から出血が止まらないマネージャー。それをキラキラした眼差しで見守る支店長と、直立不動で青ざめる担当者。
こういう構図がよくあったそうです。
ここは本当に証券会社なのか?なぜ現場で血が流れているのか?状態だったとのこと(笑)
ブラック企業で働き続ける必要はないと思う

以上、大手証券会社の実態を簡単にまとめました。
上記の内容は僕の実体験ではありませんが、嘘もオーバーな記載もない全て現実で起こったことです。
そこまでしてブラック企業で働きたいですか?
もちろん、配属された支店の当たり外れもあると思います。
また、今は働き方改革やコンプライアンスの問題で、当時よりもまだマシにはなっているはずです。
ただし、これはここ2,3年の話です。
長きに渡って築き上げてきた悪しき体質は、簡単に変わることはできないとも思います。
大手証券会社は待遇もいいでしょうし、仕事で金融の知識を身につけられることはいいことだと思います。
しかし、自分の心身の健康が僕は一番大切です。
お金と大企業のステータスがあっても、日々の生活で心の余裕がなければ意味がない気がします。
世の中には色んな逃げ道がある
今の時代、辞めたら次はないなんてことはありません。
どこも人手不足ですし、勉強して転職やフリーランスへ転向している人もたくさんいます。
僕はブラック企業が嫌で退職した訳ではありませんが、思い切って退職してイギリスに来たおかげで、明らかに人生が好転しました。

それと、証券会社に就職する人は、僕のように体育会出身の人も多いと思います。
そういった人に見てもらいたい記事がこちら
https://takahiko-sato.com/athlete-abroad/
退職して海外に行くべきというつもりはありませんが、ひとつの選択肢としてはかなりアリだと思っています。
英語や文化体験はもちろんですが、それ以上に新たな発見や出会い、成長が見込めます。
海外という進路も視野に入れつつ、ブラック企業で消耗している人は、一度自分の人生について落ち着いて考えてみるべきかと思います。